山神
2024 フルサイズデジタル

2024年のこの1年間に、自分の故郷の風景を少しずつ撮影した。 最初の頃、僕は故郷の景色が嫌いだった。海から遠くはなれ、そびえ立つ山々が視界をさえぎる閉鎖的な場所だと思っていた。そこで僕は外の世界を夢見ながら18年すごしたのだ。
 2021年、僕は見知らぬ土地に来ていた。ここでは海も近く山も標高が低いが、頼りなげな印象を受けた。「ここはおまえの家ではない」という囁き声がどこからか聞こえてくるようだった。 2024年の2月、僕は3年ぶりに故郷に帰った。「ふるさとの山は本当に綺麗だな」と素直に思った。その時、僕はカメラで山々を撮ると決めた。
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