普段私たちが何気なく通り過ぎている風景の魅力を、カメラを持つことで改めて見出すことができる。
​これらの写真は、9月ごろドライブに出かけた際に、ふとフェンスが倒れ整備されていないテニスコートが目にとまり撮影したものである。
テニスコートやプール、カーブミラーの写真は、サビや塗装のハゲによって時間の経過を思わせる。付近で見つけたマンションの屋根と庭園は、それぞれ別々の時間を持っているようにみえた。森の写真は、その先にまだ何かがあるような、謎めいた恐怖を感じて撮影した。
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