私にとって写真とは『腐る事のないナマモノ』のような存在となっている。
好きな物、居心地の良い空間、忘れられない景色、その瞬間を撮ることで、紙や画面を見るだけでその時の感情を思い出せる大事なツールです。この素晴らしい瞬間を皆さんと共有していきたい。
私は音を奏でる鳴り物が好きなので楽器をメインに撮る。
写真を見ただけで音が聞こえてくるような、誰も感じたことない、見た事の無いような写真を撮りたいと思う。
楽器は「物」だが、物にはそれを使っている人、使っていた人の息がそこには詰まっていて、喋ることは出来ないが楽器の表情が滲み出てくる。
この写真は、電子ドラムの大きな音に耳を守るためのヘッドフォンを撮った。