私の作品は、主に「何か越しの何」「影を覗き込んでるような写真」の2つである。
私たちの見えている景色をそのままを切り抜くのではなく、間に他の景色を挟むことで見え方が変わってくる。
「人と人の間」「物との隙間」「建物の空間」など普段では何とも思わない様な場面を切り取って撮影をしている。
「影を覗き込んでるような写真」では、
人物が影になっている所を撮影し、第三者目線とも言えないような、少し不思議な感覚を与えられると思う。背景をモノクロにする事によって、メインである人物がより引き立ってると感じている。
今回は1つの試みとして「鏡」を使い私なりの景色を作ってみた。
鏡を置き、正面以外から除くことにより映し出される景色が変わる。そこで何を切り抜くかを模索しながら完成した作品。